ノースフェイス | 「クライムベリーライトジャケット」と後継モデル「スーパークライムジャケット」の違いを比較

3つのクライムジャケットの違いを比較

私がノースフェイスにハマるきっかけとなったのがクライムベリーライトジャケットで、4年目ですが、全く問題なく着用出来ています。このクライムベリーライトジャケットの着心地が良すぎて、もう他のアイテムでは置き換えが出来なくなりました。

そんな愛用品ですから、この先買いなおす事もあるでしょう。

 

それが突然2018年で終了するというから驚きです!!

 

いやいやいや、同じ3層式のGORE TEXでもポケッタブルでC-Knit採用モデルは他にないですから!クライムライトジャケットの方が価格が安くて人気だからクライムベリーライトジャケットは廃止なの!?

 

ノースフェイスの店員さんに情報を伺った所、2019年にクライムベリーライトジャケットに後継モデルが発売すると聞き安心しました。

そして数週間経過した現在、GOLDWIN社のWEBに後継モデルがアップされました。

※その後無事にクライムベリーライトジャケットが復活しました(笑)

 

その名も「スーパークライムジャケット」

という事で、こちらの新作をチェックしていきましょう。

スーパークライムジャケットの特徴を整理しました。

クライムベリーライトジャケットが大好きな私からすれば、スーパークライムジャケットのスペックを見ただけでその魅力が理解出来ました。その位素晴らしいアイテムになっています。こんな事ならマウンテンライトジャケットの2着目購入を控えればよかったと後悔している次第です。

ざっくりまとめると、以下が変化点というか進化点です。

  • C-Knitにストレッチ性が付加されている。
  • ベンチレーションが追加されている。
  • 裏地に色味がついている

 

特徴的なのはこの3点です。

ただ、それ以上にアップデートのインパクトが大きいです。

C-Knit特有の着心地にストレッチが追加されたとあれば、それは極上の着心地となるでしょう。また、ベンチレーションは着心地の面で好き嫌いが分かれる所ですが、機能面ではやはり魅力ですよね。

 

あと、裏地の色味についてはデザイン上好みが分かれるかもしれませんが、クライムベリーライトジャケットを着用していて唯一改良して欲しいと思ったのが裏地です。クライムベリーライトジャケットの裏地はシルバーなんですけど、記事の圧着に使用する接着剤が滲み出てうっすらシミっぽく見えたりするんです。なので裏地が改良されて目立たないようになればもっと長く着れるのになと思っていました。

少々マニアックな点ですが、愛用者としては、かなり重要なアップデートです。

そもそもクライムベリーライトジャケットとクライムライトジャケットの違いは?

スーパークライムジャケットの魅力を知るためには、まずクライムベリーライトジャケットとクライムライトジャケットの違いを理解しておく必要があります。

 

ただ、この点は非常に明確でGORE TEXの生地の違いです。

C-Knitを採用しているか否かです。

 

では、そもそもC-Knitって何か?

一言で言うとシャリシャリ感が軽減されたGORE TEXです。

要は着心地が全然違うんですよね。

あと、クライムベリーライトジャケットは使用している糸が細いので、その分軽量で透湿性が高いです。

あとはデザインパターンですね。

クライムライトジャケットは二色づかいが多く、クライムベリーライトジャケットは単色デザインのみです。

 

スーパークライムジャケットとクライムベリーライトジャケットとクライムライトジャケットの違いを比較しました。

お次は3つのクライムジャケットの違いを比較してみました。

品番の違いを比較

クライムライトジャケット NP11503
クライムベリーライトジャケット NP11505
スーパークライムジャケット NP11910

ちなみにクライムベリーライトジャケット(NP11505)は廃盤となった、現在は販売店などにある在庫品のみで入手不可となります。

生地の違いを比較

クライムライトジャケット 20D GORE-TEX Micro Grid Backer(3層)
クライムベリーライトジャケット 13D GORE-TEX C-Knit Backer(3層)
スーパークライムジャケット 20D Stretch GORE-TEX C-Knit(3層)

生地はクライムベリーライトジャケットが最も細い糸で13デニールを使用しています。

一方後継モデルであるスーパークライムジャケットは20デニールとクライムライトジャケットと同じ太さの糸です。

ただ、クライムライトジャケット自体がかなり薄手ですから、ポケッタブルアウターとして全く問題ないレベルです。何よりストレッチが効いているのはスーパークライムジャケットのみです。また、クライムライトジャケットのみ、C-Knit非採用です。

重量の違いを比較

クライムライトジャケット 250g(Lサイズ)
クライムベリーライトジャケット 270g(Lサイズ)
スーパークライムジャケット 340g(Lサイズ)

スーパークライムジャケットのみ突出しているように見えますが、先に述べた通り生地は20デニールですから、クライムライトジャケットと差がありません。では何故重さが違うのか、それはベンチレーションが採用されているからです。

この辺りは好みが分かれる所ですから、賛否両論あるかもしれませんね。

個人的にはシチュエーションにより内部にこもった蒸れを逃がしたいシーンがありますから、ベンチレーション有りの方が好ましいです。

ただ、ポケッタブルの観点で見ると、無い方が収納性には優れると思います。

価格の違いを比較

クライムライトジャケット 30,000円(税別)
クライムベリーライトジャケット 37,000円(税別)
スーパークライムジャケット 42,000円(税別)

価格はご覧の通りですね。

クライムライトジャケットと比較すると、スーパークライムジャケットは12,000円高くなっていますね。クライムベリーライトジャケットから比較すると5,000円アップですから、アップデートの内容を踏まえると納得の価格間です。やはりC-Knitを採用しているかどうかで差が大きいですね。

3つのクライムジャケットについてのまとめ

個人的には現時点スーパークライムジャケットはポケッタブルで最強のアイテムかと思います。GORE TEXウェアでコストを抑えたい、またはカラバリが欲しいと行った方はクライムライトジャケットが向いているかと思います。実際にクライムライトジャケットとマウンテンライトジャケットの人気に背景はコスパ以上にあのショルダー部分が黒になっていて2色づかいになっている点も大きいのかなと思います。

オールマウンテンジャケットもC-Knitを採用していますが、70デニールと生地が厚いつくりになっていますので、ポケッタブルではありません。比較対象としては同じく70デニールのマウンテンライトジャケットがライバル商品となります。

やはりC-Knitを採用している分、マウンテンライトジャケットより、オールマウンテンジャケットの方が価格も10,000円程お高くなっています。

私の所感ですが、3つのクライムジャケットでは、コスパも良くデザインパターンが豊富なクライムライトジャケットがよく売れている印象です。また、オールマウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットにおいても同じく、価格に加えデザイン面でマウンテンライトジャケットに人気が偏っています。

実際に私もデザイン面でマウンテンライトジャケットに一目惚れしたのでよく理解できます。ただ、個人的にはC-KnitはGORE TEX特有のシャリシャリ感がかなり抑えられていて、着心地の面では価格に見合った価値があります。長く着る物ならなおさらです。

ケルプタンに次いでマウンテンライトジャケットの2着目を購入した直後の発表という事もあり、何とも複雑な心境です。。。

これから春夏にかけて、薄手のGORE TEXウェアの需要が増す時期かと思います。

安い買い物では無いので、納得いく買い物が出来るよう、参考にしていただけると幸いです。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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