SupremeコラボやSNSにより一気に入手困難アイテムとなったノースフェイスのダウンジャケット。今年はヌプシジャケットよりマウンテンダウンジャケットとバルトロライトジャケットが大人気で即完売状態です。
今回は「マウンテンダウンジャケット」と「バルトロライトジャケット」どっちを購入するか比較検討している方の為に、比較すべきポイントをお伝えしていきたいと思います。
目次
ノースフェイスのマウンテンダウンジャケットがどうしても欲しい!
私は昨年(2017年)にマウンテンダウンジャケットの存在を知りました。
ダウンジャケットの弱点でもある湿気や雨をゴアテックスで克服したとアイテムと聞けば、そりゃあ欲しくなって当然ですよね(笑)
ただ、知った時には既に完売状態で断念しました。
ノースフェイスといえば、バルトロライトジャケットも捨てがたい!
バルトロライトジャケットのデザインは、その思いを吹き飛ばすかの如く、魅力的なものを持っています。マウンテンダウンと比較すると、バルトロは首回りの包まれ具合があり、捨てがたいものがあります。
ただ、あれこれ比較した結果、元々アウトドアが好きでゴアテックス好きだった私の気持ちは揺るぎませんでした。今年こそはマウンテンダウンジャケットをゲットするぞと張り切って情報戦に突入。
かなり苦労しましたが、結果的にノースフェイスのマウンテンダウンジャケットMサイズ、コズミックブルーを購入できました。
ノースフェイス |マウンテンダウンジャケットとバルトロライトジャケットの違い
出典:https://goldwin-blog.jp/
マウンテンダウンジャケットとバルトロライトジャケット、どっちも魅力的ですよね。
出来る事なら大人買いで両方購入したいと思う方も少なくないと思います。
とはいえ、1シーズンにダウン2着で12-3万って、合理性に欠ける買い物ですよね。
LOHABAS的にも、ダウンは有限の資源ですから、良いものを長く着用させてもらいたいなと考えています。
では、どちらを購入するのか?
私もめちゃくちゃ悩みました。
そして、両方購入しそうにもなりました。
実際にマウンテンダウンジャケットをゲットした後、神様のいたずらかと思うほど奇跡的なタイミングでしたが、ネットショップでバルトロライトジャケットの在庫を発見しました。カートに入れて5分程プルプルしてラストクリックを躊躇っていたら売り切れてしまいました。(笑)
同じようにどっちを購入捨て良いか迷っている方に、比較すべきポイントをお伝えしたいと思います。
マウンテンダウンとバルトロを徹底比較!自分に合ったダウンはどっちか!?
マウンテンダウンとバルトロを徹底比較していきたいと思います。
デザイン(見た目)、機能性、サイズ感、ちょっとした違いなどを比較していく事で、自分に当てはまるのがどっちかを見てもらえると良いかと思います。
マウンテンダウンとバルトロのデザイン(見た目)を比較
マウンテンダウンは登山、バルトロは雪山のイメージ。
これじゃあ、分かりにくいですよね。
マウンテンダウンは名前の如く、登山ファッションです。
シルエットがもっこりしているので、着用するとファッションというより装備といった印象を受けます。
マウンテンジャケットも然りですが、この無骨な点も含め、好きな人は好きなんですけどね。
一方でバルトロは山より雪山、ゲレンデが似合うイメージです。
ダウンがパンパンに詰まっていて、モコモコ感がすごいです。
ただ、丈が短い事もあり、着用すると意外にスタイリッシュです。
マウンテンダウンとバルトロの機能性を比較
マウンテンダウンジャケットの売りは何と言ってもゴアテックスを使用しているという事。
生地が70デニール(デニール=糸の太さの単位)の糸を使用していて、丈夫な作りになっています。ゴアテックスなので、当然防水性がありますし、防風性も抜群です。
さらに、透湿性が高いので、ダウンの弱点である湿気や水分に対策出来ているダウンジャケットという事になります。
また、ハンドウォーマーとなるポケットも防風性があり、内側がフリースのような生地感になっているので、めちゃくちゃ暖かいです。
一方でバルトロライトジャケットですが、こちらはゴアウィンドウストッパーを使用しています。防水性は高くないですが、防風性に優れます。
生地は30デニールの糸を使用しているので、マウンテンダウンジャケットほど摩擦に強くないですが、その分軽量な作りになっています。
何よりもバルトロライトジャケットは首元の包み具合がすごいです。
首元の内側の作りが、ダウンマフラーかのように首に密着するような構造になっています。
ただ、丈が短めなので、前傾姿勢になる自転車によく乗る方には向いていないかもしれません。
耐久性重視の方や自転車乗りの方はマウンテンダウンジャケット。
軽さ重視の方で丈の長さを求めない方はバルトロライトジャケット。
マウンテンダウンとバルトロのサイズ感を比較
出典:https://goldwin-blog.jp/
マウンテンダウンジャケットはSサイズでも全体的にもっこりしシルエットです。
もちろんドローコードを締めるなり着こなしの余地はありますが、そもそものデザインなので、着用すると溝落ちの辺りをピークにもっこりします。
それだけ内側のダウンの量も多いですから、仕方ないかなと。
ちなみに私は177cm/65kgですが、Mサイズでジャストでした。
見た目には多少もっこり感が出るのですが、内側のダウン量が多いので、身幅や袖丈で考えるとMがジャストです。
Sでも着れますが、カットソー以上のインナーをを着用する事を想定するとちょっとキツくて動きにくくなります。
おそらくこの点を考慮して、ネットにあるモデルさんが着用している写真はポケットに手を入れてシルエットをタイトに見せているものが多いのだと思っています。
ただ、一般的なダウンジャケットのような凹凸がないので、良く言うとダウンっぽくないスタイリッシュなデザイン。
悪く言うとエスキモー感が出るデザインです(笑)
一方でバルトロライトジャケットですが、こちらは少しタイトなサイズ間です。
ただ、好みの着方によってサイズ選びの選択肢は広がるアイテムだと思います。
実は実店舗で試着させてもらった事があるのですが、177cm/65kgでMでジャストでした。
元々着丈の短いジャケットなので袖丈を重視して購入させるのが良いかと思います。
防寒着で袖丈が短いのは機能性の観点からおすすめ出来ません。
実際にベルクロを駆使すればLでもいけそうでした。
ただ、先にも述べたとおり、バルトロライトジャケットは首元にボリュームがあるので、インナー選びが難しいです。
それを考慮したサイズを選択する必要があります。
まあ、バルトロは都心ならインナーはカットソーでも真冬を越えられますので、機能的には問題ないと思います。
スウェットやパーカーなどを重ね着したい方には、正直ヌプシジャケットがおすすめです。
マウンテンダウンジャケットはゆったり目。
バルトロダウンジャケットはタイト目。
マウンテンダウンとバルトロのサイズ選びにおける注意点
マウンテンダウンは意外に袖丈が短いので、袖丈を軸にしてサイズ選びされると良いかと思います。
一方でバルトロは意外にタイトなので、良く着用するインナーをベースにサイズ選びされると良いかと思います。
マウンテンダウンとバルトロの違いを比較(マニアック編)
これは買ってから気づくレベルの違いですが、マウンテンダウンとバルトロの購入時に迷っている方からすると、以外に重要な違いになると思いますので記載しておきます。
ポケットの位置の違い
マウンテンダウンジャケットはポケットが胸のあたりについています。
これは着用シーンとして登山を想定しているので、ザック(大きなバックパック)を背負っている時でも使用できる位置が胸の位置になるのが理由です。
ザックには胸と腰にストラップとバックルがありますので、この位置でないとザックを背負いながら使用できないわけです。
ただ、ほとんどの方は登山で着用するわけではないと思うので、その必要はないんですけどね。
最近はそこまで大きなバックパックでなくても、胸や腰にストラップがあるタイプもあるので、やはり自転車乗りの方にはマウンテンダウンジャケットが最適なのかなと思います。
一方でバルトロは腰のあたりにポケットがあります。
街を歩いている際に使用するのは、ほとんどがこの位置のポケットだと思うので、バルトロのポケットの方が使いやすいと思います。
着丈の違い
これは先ほども触れた点なんですが、マウンテンダウンジャケットは着丈が結構長いです。
お尻が半分ほど隠れる位ですが、前後で着丈が異なり、背面側の着丈の方がやや長いんです。
この点からも自転車乗りには最高ですよね。
バルトロはベルトのやや下位の着丈です。
ですから、腰からの風の侵入を考えると寒がりの方にはデメリットになってしまう可能性があります。
生地の違い
こちらも先に触れたのですが、デニールの違いや素材の違いだけではなく、質感にも違いがあります。
マウンテンダウンはやや光沢感のある生地です。
一方でバルトロはマットな生地感です。
このあたりも好みが別れる点だと思ったので、紹介しておきます。
ただ、いずれもダウン量がかなり多いので、例えばお店に入った際、上着は脱ぐと思います。
その時にモコモコすぎて畳めないので、結構かさばります。
席間が狭い店や、コートハンガーがない店だと結構苦慮します。
その為、私個人は出かけ先に応じてクライムベリーライトジャケットの下にインナーダウンを重ね着して使用する事があります。
これだとコンパクトにまとめられる上に、最悪バックパックの中に収納できます。
もちろん保温力でいうとマウンテンダウンやバルトロには敵いませんけどね。
まあ、近いイメージだとマウンテンライトジャケットなんかも似たような運用が出来るアウターだと思います。
色味の違い
次は色味の違いです。
先に記載した生地の違いによる所もあるのですが、マウンテンダウンジャケットは光沢があるので、発色も強めになります。
一方でバルトロライトジャケットはマットな質感なので、大人しめの色味になります。これも好みですかね。
私のメインカラーであるコズミックブルーを例にとっても、マウンテンダウンとバルトロではかなり質感が違います。
ただ、一番人気はマウンテンダウンはビーチグリーン。
バルトロはケルプタンなので、そもそも色が違いますね。
私も初見ではビーチクリーンに惹かれたのですが、プロの方のカラー診断を受けたのですが、私には似合わないカラーでした。
ビーチクリーンなら、まだケルプタンの方が似合うみたいです。
ネイビーやブルー系がドンピシャカラーとの事だったので、それ以降私のクローゼットはネイビーだらけになりました(笑)
それでも、カラバリは欲しいので、例えば今後バルトロを買うなら、恐らく黒を購入すると思います。
マウンテンダウンジャケットを着用してみての感想、口コミレビュー。
実際にマウンテンダウンジャケットを着てみました。
私は現在東京住まいですが、めちゃくちゃ暖かいです。
やっぱり首回りをがっちりロックしたバルトロが最強かなと思いました。
ただ、マウンテンダウンジャケット、ゴアテックスとダウンの組み合わせなので、寒さを全く感じないレベルで暖かいです。
首回りもドローコードで絞れますし、マウンテンジャケット同様に首回りに高さがある為、風の侵入はほぼ感じませんでした。
実際にバルトロも所有していないので、比較は難しいですが、そもそも都心ではどちらもオーバースペックだと感じています。
バランス的にはマウンテンジャケットの中にサンダージャケット(ノースフェイスのインナーダウン)の組み合わせが最も熱いのでは?なんて思ったりもしています。
ただ、東京ではこちらもオーバースペックになるような気もしてます。
実際に私の冬の運用は、マウンテンダウンジャケットと、クライムベリーライトジャケット+モンベルのインナーダウンまたはフリースの組み合わせがほとんどです。
クライムベリーライトジャケットはゴアテックスなので、軽い上に防風性が抜群です。
内側の熱を逃がさないように保温効果の高いインナーを使い分けると、好みの体感温度を自在に操る事が出来ます。
クライムベリーライトジャケットは、もう3年使ってますが、機能劣化もなく、大変オススメです。
また、モンベルは本格的なアウトドアブランドなので、機能性がめちゃくちゃいいです。
デザインはノースフェイスに劣りますが、コスパが高いので、インナーは結構モンベルを活用します。
マウンテンダウンとバルトロの賢い購入方法(買い方)
あくまで定価での購入を前提とした場合ですが、大きくは店舗で並ぶかネットで小まめにチェックして即買いするかの2択になると思います。
店舗の情報はノースフェースのインスタに登録しておけば、発売情報が得られます。
ネットはアマゾン、石井スポーツ、スポタカをメインにチェックしていました。
結果、アマゾンで購入する事が出来ました。
定価で見つけたら即買いを徹底して下さい。
びっくりするほど早くソールドアウトになりますから。
あと、裏技という程ではないのですが、商品の型番で検索すると、商品名で検索するよりも検索ユーザーが少ないので、穴場のショップが見つかりやすいです。
ちなみにマウンテンダウンとバルトロの型番は以下の通りです。
マウンテンダウンジャケット | ND91837 |
バルトロライトジャケット | ND91840 |
ノースフェイス | マウンテンダウンとバルトロを比較まとめ
今回の比較結果をざっくりまとめたいと思います。
- マウンテンダウンとバルトロの防寒性に大きな違いはなし。
- どっちがいいかはデザインとライフスタイルで選ぶべき。
- 自転車乗りの方にはマウンテンダウンがライフスタイルにハマると思います。
- 私服に合わせやすいのはバルトロだと思います。
- 丈夫さはマウンテンダウン、軽さはバルトロの勝利。
私の独断と偏見で好き勝手にレビューしましたが、マウンテンダウンとバルトロのどっちを購入するかでかなり迷って調べ抜いた結果得た情報ですので、同じような方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
アウトドアファッションが好きな方はマウンテンダウンジャケット。
アウトドアミックスを楽しみたい方はバルトロライトジャケット。