新年明けましておめでとうございます。
2018年が始まりました。
年明けといえば初詣ですよね。
初詣は最もお正月感を味わえるイベントです。
初詣に行くと何だか気持ちが清められる感じがして好きです。
「今年も頑張ろう!」って気持ちになりませんか?
そんな初詣ですが、「氏神様からお参りすべき?」って聞いた事ないですか。
今日はこの点について少しお話しさせていただきます。
そもそも氏神様とは何か?
簡単に言うと氏神様とは「地元の神様」です。
氏神様はその地をお守り下さっている神様と考えられています。
なので、その地に住む者としては、まず地元の神様からお参りするのが筋とされています。
もちろん、「縁結び」や「子宝」。
「金運アップ」、「商売繁盛」など有名な神社を参拝するのもいいでしょう。
出店や屋台で盛り上がっていて、それはそれで楽しいですよね。
ただ、意外と氏神様のお参りを意識されていない方も多いので、まずは地元の神様を知り、感謝の気持ちを伝えに行くのもおすすめです。
きっと地元への愛が深まると思います。
氏神様の調べ方について
「よし、じゃあ初詣は氏神様から参拝してみよう。」
そうは思っても、地元の神社っていくつかあるけど、どこが氏神様なの?となるケースも多いと思います。
そこで氏神様の調べ方をいくつか紹介しておきますね。
- 「地名 氏神様」とネットで検索してみる。
- 地元の人に尋ねてみる。
- 最寄りの役所に問い合わせる。
- 神社庁に問い合わせる。
まあ、今の時代ネットで検索すれば大体の情報は入手できます。
私も実際にネットで「地名 氏神様」で検索して知りました。
地元の商店街なんかで聞いてもすぐに教えてくれますし、町内会の集まりなんかをよく見かけるような活気ある下町なら、その辺で聞くと普通に教えてくれます。
また、お住いの管轄である役所に問い合わせるのもいいでしょう。
ただ、公式な問い合わせとしては、やはり神社庁に問い合わせるのが最も王道かと思います。
電話で問い合わせれば、お住いの住所から氏神様を教えてくれますよ。
氏神様の参拝方法とは?
最後に氏神様の参拝方法についてです。
- 鳥居をくぐる際は一礼を忘れない事
- 参道の真ん中は歩かない事
- 参拝前に手水舎で身を清める
- お賽銭は丁寧に静かに入れる
- 二礼拍手一礼が基本
- 感謝の気持ちをお伝えする
- 神社を出て行く際も鳥居で一礼する
ざっくりとこんな感じです。
神様に会いに来たわけですから、当たり前といえば当たり前ですね。
一礼して「失礼します」と入らせていただく。
そして、参道の真ん中はエネルギーの通り道とされていますので、端を歩くようにしましょう。
手水舎(ちょうずや)では、柄杓で水を汲み、左手、右手の順に手を洗います。
次に左手に水をためて口を洗う。
この時唾のようにペッと吐き出さないように注意しましょう。
最後に残った水で柄杓を縦に向ける事で、柄の部分を流し洗いしましょう。
次にお賽銭ですが、混み合っていたり、遠かったりして致し方ない場合もあると思いますが、出来るだけ静かに入れるよう心がけましょう。
参拝時は金を鳴らした後に二礼拍手一礼です。
二回お辞儀、二回手を打ち、一回お辞儀です。
ここでは願い事を言うのではなく、感謝の気持ちを伝えましょう。
相手は神様ですから、個人の願望を述べるものではありません。
初詣であれば氏神様にこの一年を全うできた事に対する感謝の言葉を伝えましょう。
感謝の気持ちを持つ事で、人の心は豊かになる者です。
とても清々しい気持ちになれると思いますよ。
私も初詣で氏神様にこの一年の感謝と、これから一年精一杯生きる事を告げて来ました。
ちなみにおみくじは「小吉」でした。
急がば回れ的なメッセージで、妙に納得感がありました。
締めには「飲む点滴」と言われている甘酒をいただいて帰りました。
最後までお読み下さり、ありがとうございます。