少しずつ人気が出てきた布ナプキンですが、まだまだ使用されている方は少ないと感じています。
私の周りでも圧倒的に市販の使い捨てナプキンを使用している方が多いです。
使い捨てナプキンを使用されている理由
- 簡単で手軽
- 安価で携帯性にも優れている
- 他の選択肢を考えもしなかった
うかがった限り、大体はこの辺りに集約出来るかと思います。
そんな中、昔ながらの素材「布」が注目され始めたのは何故でしょうか。
そもそも布ナプキンって、何がいいのでしょうか。
このページでは、布ナプキンを手にする前に必ず知っておいて欲しい事をまとめています。
是非参考にしてみて下さい。
目次
布ナプキンをおすすめする理由4点
私が布ナプキンを愛用するようになったきっかけですが、アトピーの友人が布ナプキンを使用していて、おすすめされた事です。
私自身が実践に至ったのは、PMS(月経前症候群)の解消効果を期待しての事でした。
「なぜ生理前にイライラしてしまうんだろう?」
そんな考えから衣食住の見直しが始まりました。
体の内側も外側も、なるべく「自然に近い形」や「環境に優しいもの」に近づけたくて、いろいろな本を読んだり、セミナーに参加したりしました。
布ナプキンに変えてから、もう5年ほどになります。
そして自らが体験し、試行錯誤しました。
最終的には好きが高じて「自ら理想の布ナプキン」を作るまでに至りました(笑)
まず、私が布ナプキンにして本当に実感した効果についてですが、以下が挙げられます。
- かぶれやかゆみが嘘のようになくなった。
- 生理不順が解消され、重い生理痛も随分と軽くなった。
- 常時月経血がだらだらと出ることがなくなった。
- 生理に対する考え方が大きく変わった。
「かぶれ」や「かゆみ」が嘘のようになくなった。
これは使い始めて最初に感じた効果です。
布ナプキンってとても柔らかくて優しい着け心地なんです。
コットンですから、肌着と同じ感覚です。
当然使い捨てナプキンのようにカシャカシャしません。
これはトイレでの恥ずかしさも無くなります。
カシャカシャ音もしなければ、テープを剥がす音もしないからです。
この優しい着け心地に触れ、「本来こうあるべき」だと素直に思えたのをおぼえています。
やはり直接肌に触れる部分ですし、ましてデリケートな部位です。
こだわって当然ですよね。
でも、最初は吸収性に不安がありました。
布ナプキンだと吸収性が低く、ビチャビチャするのでは?と思っていました。
ところがびっくりです!!
使い捨てナプキンより吸収性があるのではないかと感じるほど快適だったんです。
やはり吸収性以上に通気性が重要なんだと気付きました。
使い捨てナプキンは「高分子吸収体ポリマー」を採用していますから吸収性は抜群と言えます。
ただし、経血の漏れを防ぐ為、ビニールを使用していますから、やはりムレるんです。
恐らく使用されると、あの「いやなにおい」がしない事に喜びをおぼえると思いますよ。
この通気性のおかげで、ムレにくく、「かぶれ」や「かゆみ」が全く気にならなくなりました。
生理不順が解消され、重い生理痛も随分と軽くなった。
これはもう実感しざるをえない嬉しい効果でした。
生理の度に憂鬱になっていた「生理痛」が随分軽くなりました。
体の変化を実感してしまうと、これまで使用してきた使い捨てナプキンが非常に怖く思えてきました。
いわゆる石油系や化学物質を主な素材としている使い捨てナプキンは、やはりケミカルナプキンでしかなかったのだと痛感しました。
そりゃそうですよね。
極端に申し上げますと、冷えピタを股にずっと貼り続けているようなもの。
冷えてしまいますので、血行が悪くなり、生理不順が起こりやすくなる。
経血の量も増える。
見た目にも黒ずんでしまうリスクが高くなったり。
知らず知らずの内に、本来私たちが持っている体の機能を狂わせてしまっていたのだと気付きました。
また、生理周期についての驚きの連続でした。
月の満ち欠けと生理周期が一致するという話は聞いていましたが、昔ながらの言い伝えであって、そんなの嘘でしょ!と思っていました。
これが見事に一致してきたから驚きです。
何より、生理が突然来ることがなくなりました。
前兆を感じるので、突然来て対処に困るといった事もなくなりました。
常時月経血がだらだらと出ることがなくなった。
布ナプキンの効果の大きさを一番実感出来たのがこの経血に関しての体験です。
使い捨てナプキンを使用していた頃は、ずっと経血がダラダラと流れている状態でした。
ただ、布ナプキンを使い続ける事で、トイレの際にまとまって出せるようになりました。
もちろん経血コントロールの練習もしました。
24時間垂れ流しの状態が常となると、膣が緩み閉経後の尿漏れなどに繋がります。
「当たり前」と思っている事が、たった数十年時間を巻き戻しただけで現代の「当たり前」が「危険な行為」に変わるわけですから、「知らないという事」はとても怖い事ですよね。
自称健康オタクの私は、先に述べましたとおり、元より環境ホルモンの存在がとても気になっていました。
環境ホルモンの代表格と言われる「ダイオキシン」の存在です。
当初の私は、「冷えとり」を実践している中で、使い捨てナプキンをしている矛盾。
エコなライフスタイルを目指しているのに、使い捨てナプキンを使用している矛盾。
頭ではわかっていながら、忙しさを言い訳に布ナプキンを実践していませんでした。
冷えとりを勉強している中で、使い捨てナプキンにおける厚生労働省の認可基準を知りました。
- 吸収力が本体の重さの10倍なくてはいけない。
- 生理用品は白くなくてはいけない。
吸収力も本体の重さの10倍必要な前提であれば、高分子吸収体ポリマーの使用は避けられないでしょうし、白くするとなると、塩素漂白が必要となるでしょう。
塩素漂白とダイオキシンの発生に密接な関係である事は既に世の中的に証明されています。
にも関わらず、白くする為に塩素漂白するなど、考えるととても怖い事ですよね。
その内容だけ見ると、百害あって一利なしです。
布ナプキンのような優しい自然の素材に変える事で、こうした化学物質に触れる事がなくなりますね。
恐らく子宮の状態が良くなり、本来の機能を取り戻したのだと思います。
生理に対する考え方が大きく変わった。
これは内面的な効果と言えます。
生理は憂鬱な行事ではなく、自然な現象、ありがたい現象なんだと受け入れるようになりました。
まず、自身の体内から出た経血。
ただ「汚いもの」というイメージがなくなりました。
使い捨てナプキン使用の際は、吸収剤により経血は固められていました。
さらにビニール素材によって、その固められた経血がムレますよね。
これによりあのイヤなにおいが出ていたんです。
しかも、そのイヤなにおいを「汚物入れ」にポイッとゴミとして捨てていたわけですから、「汚いもの」と思っても仕方ないですよね。
このイヤな匂いがなくなる事。
そして、それを自分で洗い、また使用する事、
さらに、血の色や状態で健康チェックをするようになる事。
こうして自分の体の自然現象と向き合う事で、考え方まで変化してくるんですよね。
きっかけはただの「布」です。
しかし、この体験をしてしまうと、もう使い捨てナプキンには戻れません。
ただ、いろんな方がいらっしゃいます。
これは布ナプキンに限った事ではなく、「食」、「健康」においても同じ事が言えますが、「危険な事を知らない」、または「面倒くさいからやらない」と素通りされる方も少なくありません。
そういった方には、無理に使用をすすめるものでもないと私は考えています。
それは、自分で納得し、理解して実践しないと結局続かない事を知っているからです。
そんな方に「使い捨てナプキンは危険だよ!」なんて言い続けようものなら、「あなたが危険だよ!」って思われかねませんからね。
ですから、こうした私の体験が一人でも多くの女性の体の喜びに繋がれば幸いです。
布ナプキンのおすすめショップをご紹介
数多くある布ナプキンのショップ。
素材からデザインに至るまでお店ごとの特徴は様々です。
機能性に優れていて安心して購入出来るショップを特徴と共にシェアしたいと思います。
「nunona」3D立体布ナプキンでパステルカラーの可愛いデザインが多いショップ
私の一番のお気に入りショップです。
3D立体布ナプキン、圧倒的に心地よい使用感なんです。
可愛いデザインが多いのも嬉しいポイントです。
>nunona
「Inner Direction」高機能でナチュラルなデザインが多いショップ
とにかく機能にこだわった布ナプキンを追及されているショップさん。
「MUJI」をイメージさせるようなナチュラルデザインがメインです。
布ナプキンに慣れてくるとこういったナプキンが欲しくなるんですよね。
>Inner Direction
「Sunny Days」柄デザインのバリエーションが豊富なショップ
柄ものがお好きな方にはオススメです。
好みが分かれるところではありますが、布ナプキンはナチュラルデザインが多いです。
そんな中柄もの中心で販売されているめずらしいショップさんです。
>Sunny Days
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