加計呂麻島 | 実際に行ってわかったおすすめのシュノーケリングスポットとは?

加計呂麻島

今回は3泊4日で加計呂麻島へ旅行に行ってきました。
コンセプトは「マリンアクティビティ三昧」です。
シュノーケリングにダイビング。

東洋のガラパゴスと言われる奄美大島の南側にある古仁屋港からさらにフェリーで向かう加計呂麻島。
手つかずの大自然と綺麗な海が売りですが、「青の洞窟」や「実久ブルー」とホットスポットが満載です。

実際に足を運んでみて、地元の方の意見も伺い、感じた事が沢山ありました。
行くだけで1日はかかる加計呂麻島ですから、期待と同時に不安もありますよね。
加計呂麻島へ旅行をお考えの方は、是非参考にしてみて下さい。

加計呂麻島でおすすめのシュノーケリングスポットとは?

加計呂麻島ダイビング

結論からお伝えすると、プロのガイドさんにツアーを申し込まれる事をおすすめします。

もちろん地元の方や詳しい方、泳ぎに自信のある方はもっと選択肢が広いのだと思いますが、私のように「単に海が好き」をいったレベルの旅行者では辿り着けないと思います。

珊瑚礁の群生しているシュノーケルポイントは、やはり沖の方や素人では行きにくい岩場の方にあります。
私も自身でいくつかの海を見ましたが、プロのガイドさんにボートで連れて行ってもらったシュノーケリングスポットは別次元に感動しました。

加計呂麻島の海はどの海を透明度が高いので海水浴向けという観点であればどの海も満足出来ると思います。
ただ、シュノーケルポイントと言えば、やはり珊瑚礁とお魚の群れですよね。
残念ながら、自力では元気な珊瑚礁が集まっているようなシュノーケリングスポットは見つけられませんでした。
やはり地元の方への聞き込みは重要です。

場所によっては「離岸流(リップカレント)」といって海岸に打ち寄せた波が沖へ戻って行く流れがありますので、素人レベルであちこち沖側を攻めるのは危険です。

そんな中でも、比較的簡単にアクセスできて、「珊瑚礁とお魚」をウォッチ出来るシュノーケリングスポットを紹介しますね。

 

加計呂麻島でおすすめのシュノーケリングスポット | お気軽コースは「渡連(どれん)ビーチの西側の岩場」です。

渡連ビーチ

渡連ビーチは波が穏やかで遠浅。
海岸にはヤドカリや小さなカニが沢山います。

砂地がずっと続いていて、ビーチの西端をみると岩場が確認出来ます。
このあたりは比較的珊瑚礁も元気でお魚さんをウォッチ出来ます。

素人だけで気軽にアクセスできるシュノーケリングスポットとして、大変おすすめです。
渡連ビーチには、唯一の公衆温水シャワーもありますから、もちろん海水浴にもおすすめです。

渡連ビーチ水質

 

加計呂麻島でおすすめのシュノーケリングスポット | 泳ぎに自身のある方は「実久ビーチの沖50m程の位置」です。

実久海岸

泳ぎに自身がある方は絶対に実久ビーチです。
島の最西端なので行くのに時間はかかりますが、その価値ありです。

手つかずの自然の中にポツンとある綺麗な海。
岸側にはサンゴの死骸しかなくシュノーケリングとしては物足りないのですが、沖に50m程出ると珊瑚礁が沢山あります。
テーブルサンゴ枝サンゴが楽しめます。
ただ、お魚は深目の所に寄っている為、素潜りが上手な方出ないと近くでは見れないかなと。

私はそこまで泳ぎに自信はないので、ライフジャケットを着用して挑みました。
そして、水面から眺めるような感じでしたが、珊瑚礁のウォッチだけでも行く価値ありです。
シュノーケルポイントとしては、こちらも海岸の西側がおすすめです。

実久海岸水質

 

加計呂麻島でおすすめのシュノーケリングスポット | ファミリー向け、雰囲気抜群の「スリ浜」です。

スリ浜

男はつらいよのロケ地でも有名なスリ浜。
ここは何より雰囲気が抜群です。
実際、マリンショップもこの辺りに集中しています。

ここは珊瑚の種類が豊富で、お魚さんも沢山見れます。
波も穏やかで砂浜も綺麗ですから、ファミリー向けかと思います。
のんびり海を楽しむならスリ浜がおすすめです。

加計呂麻島の人気No.1ビーチというのにも頷けますね。
ロケーションも生間港と瀬相港の間に位置するので便利です。

スリ浜の男はつらいよ

 

加計呂麻島 | 次回行きたいと思っているシュノーケリングスポット

今回の旅行、実はダイビングがメインだったので、時間的に回りきれませんでした。
時間があったら回りたかった海岸とおすすめの理由を記載しておきます。
以下は次回加計呂麻島へ行った際にトライしてみたいと思います。

 

徳浜海水浴場

渡連ビーチの南に位置する「徳浜海水浴場」。
加計呂麻島では有名なペンション「HIRO ISLAND Style」さんの目の前のビーチです。

ここは何と言っても珊瑚礁が見応えありそうです。
干潮時はかなり浅くなるようなので珊瑚を踏んで傷つけないように注意が必要ですね。

北の実久、南の徳浜とも言われているようです。
海を砂浜も綺麗な様子なので、個人的には次回最も行きたい場所です。

ローケーションとしては、渡連ビーチやデイゴ並木と絡めて回りたいスポットです。

 

芝海水浴場

実久海岸の北東に位置する「芝海水浴場」も気になっていたんですけどね。
回りきれませんでした。

ここの特徴は砂浜が砂というより小石が多いようです。
つまり、水の透明度はかなり期待できそうなんですよね。

ただ、この辺りは養殖も行われている場所のようなので注意が必要ですね。
実久ビーチに行くなら合わせて回りたいスポットです。

 

須子茂海岸

須子茂(すこも)海岸は、最もローカルな海岸です。
ただでさえ人と合わない島時間が流れる加計呂麻島。
そんな加計呂麻島の中でも、さらに観光客の少ない須子茂海岸。

加計呂麻島最南のビーチで、岸から近くに珊瑚スポットが多くシュノーケリング向けのスポットが多そうです。
こちらの海岸も比較的岸から近い位置で珊瑚がある為、シュノーケリングスポットとして期待が出来そうです。
嘉入の滝や於斉(おさい)のガジュマルと絡めて回りたいスポットです。

 

加計呂麻島へ行って見て感じた事

加計呂麻島サンセット

加計呂麻島へ行き、この島が大好きになりました。
とにかく人に会わない。
いわゆる島時間を感じながら、自然と一体化できる感覚は離島ならではの楽しみでしょう。
弾丸旅行なら全部の海を制覇する事も出来たんでしょうが、そういう気持ちになりませんでした。
一つ一つのスポットを満喫する。
それでも、あっという間に時間がすぎるんですけどね。

何と言っても人がとても暖かいです。
これは奄美大島にも共通した事なんですけどね。

加計呂麻島は食事するポイントも限られており、食料調達の難易度は高いです(笑)
ただ、今回の旅行で酒屋さんに飛び込んだのですが、お弁当はお昼の時間で売り切れてしまうらしくありませんでした。
あとはパンしかなかったのですが、迷っていたらカップラーメンでも食べたらどうかと提案されました。
お湯を沸かしてくれてトレイまで貸してくれました。
返却時にお礼を言いに行ったら、ゴミまで捨ててくれて、とても心が和みました。

宿のオーナーさんも最高です。
なんというか、会ったその場から親しみが湧く距離感。
「おもてなし」とは正にこの事かと。

自然に、島に、人に感謝。
とにかく感謝の気持ちで一杯になりました。

加計呂麻島への観光を検討中の方。
絶対に行った方がいいです。
何度も行きたくなる魅力的な島です。

最後までお読み下さり、ありがとうございます。

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